スポーツ選手の怪我予防・早期発見・競技復帰支援
超高齢社会における運動器障害・外傷の予防・治療・啓発
Injury Prevention, Early Detection, and Support for Athletes’ Return to Competition
Prevention, Treatment, and Awareness of Musculoskeletal Disorders and Injuries in a Super-Aged Society
【教育】
・スポーツ医学・外傷学の普及・啓発
・スポーツ選手の健康管理・怪我予防・外傷対策に関する講座
・競技団体・学校向けの講演会(外傷予防・セルフケア指導)
・スポーツドクター・外傷専門医養成プログラム(医療従事者向け)
【研究】
・スポーツ外傷・障害に関する研究支援
・外傷のリスク評価と治療法の開発
・競技復帰に関する医学的研究
・スポーツ外傷のデータ収集・分析(医療機器の市場調査を含む)
【発信】
・スポーツ医学・外傷学の最新情報を提供
・SNS・ウェブサイトでの情報発信
・スポーツ外傷に関する啓発イベントの開催
・スポーツ選手向けの健康管理サポート体制の構築
ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、加齢に伴う筋力低下や関節・脊椎疾患、骨粗しょう症などが原因で運動機能が低下し、要介護や寝たきりのリスクを高める状態を指します。現在、国内のロコモ人口は約4,700万人にのぼり、厚生労働省の調査では要支援・要介護の原因の約25%が運動器の障害によるものとされています。
特に高齢者では転倒による骨折・頭部外傷が大きな課題となっており、外傷の予防が重要です。当法人は、ロコモの予防・早期発見・早期治療の推進を目的に、一般市民向けのロコモ予防講座や医療従事者向けの研修・研究支援を行い、健康寿命の延伸に貢献します。また、地域社会・自治体・医療機関と協力し、高齢者の外傷予防対策の強化にも取り組んでまいります
【教育】
・運動器障害・ロコモ・外傷学の普及広報
・ホームページでの情報提供(ロコモ・運動器疾患・高齢者外傷の知識、検診・予防法など)
・市民公開講座の開催(疾患理解の促進、ロコモ対策・外傷予防の普及)
・医療従事者向け講演会(専門家のスキル向上、最新知識の提供)
【研究】
・ロコモ・外傷学に関する診断・治療法の研究支援
・運動器疾患・高齢者外傷に関する多施設共同研究
・健康寿命延伸に向けた疫学研究
・外傷・ロコモ予防のための研究支援(治療薬・医療機器・治療法の市場調査)
【発信】
・ロコモ・外傷学に関する正しい情報提供
・SNS・ホームページで最新情報の発信
・市民向けの啓発キャンペーン(イベント・冊子配布)
・自治体・病院・大学との共同啓発活動
特定非営利活動法人とうかいスポーツ&整形振興会は、令和5年8月20日に設立されました。運動器とは、骨や筋肉、関節のほか、脊髄や神経などが連携し、体を動かす仕組みのことを指します。この仕組みがうまく機能しなくなると、日常生活に著しい障害をもたらします。
医学的に運動器の疾患の予防、診断、治療においては、整形外科を専門とする医師が看護師や理学療法士、作業療法士などの医療従事者、そして患者と三位一体となって取り組む必要がありますが、職種による縦割り意識や勤務体系、診療体制の違いなどから、なかなか包括的な医療が確立できない現実があります。
また、スポーツや外傷による運動器の障害も多く、それまで支障なく運動できていた方が、外的要因により骨折や靭帯損傷などで、それまでの活動ができなくなり、痛みや苦しい日常生活動作で苦しむこともしばしばあります。
当団体は、以下の課題を解決するための一役を担うべく設立されました。
さらに、人間は加齢とともに、運動器の各種機能が低下していきます。この現象はロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とも呼ばれ、便利な移動手段の多い現代社会では、日常生活に支障はないと思っていても、ロコモになっていたり、すでに進行したりしている場合が多くあることが分かってきました。
いつまでも歩き続けるために、運動器を長持ちさせて健康寿命を延ばしていくことが大切です。
当団体は設立代表者の渡邊雅彦を中心に、医師、看護師、理学療法士、作業療法士などの医療従事者が連携して活動しています。職種の垣根を越えたチームアプローチにより、運動器の健康に関する総合的なサポートを提供しています。
当法人は営利を目的としていないため、情報公開が義務付けられ、透明性や公平性が求められるNPO法人として設立することを決意しました。私たちは、運動器の健康を通じて、すべての人々が自分らしく活動的に過ごせる社会の実現を目指しています。